ゲームの簡単な紹介:
このゲームは、「鉄道路線を主とした、鉄道会社経営シミュレーション」というものです。
線路を引き、列車を走らせ、都市を作っていくというものです。
最終目的がプレイヤー個人にゆだねられるので、「目的はゲーム側で決めて欲しい」という人のは苦痛でしょう。
そういう人は、こういうのはやらないほうがいいかもしれません。
もう少し詳しく:
「A列車で行こう」というゲームはシリーズ化されているのですが、初期と変わってIIIあたりから、鉄道会社の経営シミュレーションの色が濃くなっています。
このIVになってからは、高さの概念が追加され、地下3階〜地上14階の高さまで、線路の施設が出来るようになりました。
これにより、より複雑な線路配置が可能となり、自由度はあがりました。
自由度が上がった分、逆に何をしていいかわからないというところはありますね。
また、「プロジェクト」という項目には、港・飛行場・モノレール・新幹線・リニアモーターカーといった建設が可能となっている。
これらは簡単には出来ない項目ばかりなので、ある程度経営が安定してから着手となります。
鉄道会社の経営ということですので、株の売買、子会社経営、バスの運営など、「鉄道」だけでなく、関連する業種もあります。
基本的には鉄道経営と子会社の経営が主となりますが、実際には税金対策なども考えたりといろいろと考えさせられるところがありますね。
最初にあるのは1つの練習マップと3つの実際に1から経営のマップですが、マップエディタ(拡張パック)が追加されて、自由にマップを作ることも出来ます。
全てのマップを「もうこれでいい」という状態にしてしまい、新たにやってみたい方は、マップを作成できるというわけです。
こういう人にお薦め:
RPGのような、決められたルートしかないものはやりたくない、自由に鉄道経営をしてみたい、
という人には薦めます。
2004年にはWindowsXP対応製品も出ていますので、そちらを買って試してみてください。
こういう人はやらないほうが・・・
ゲームは「クリアするもの」という人は、やらないほうが。
何しろ、「目的も基準も全て自分で決める」必要があるわけですから。