ゲーム紹介:ギャラクシーエンジェル


 PLAT:PC
 分類:ADV+SLG
 発売日:2002/12/20
 MAKER:ブロッコリー
 written date:2004/08/18

ゲームの簡単な紹介:
 はるか未来の銀河系。
 「白き月」に属するロストテクノロジーの機体を駆る五人の女性達。
 皇国トランスバールに起こった反逆に巻き込まれ、白き月と皇国を守るために戦っていく物語。

もう少し詳しく:
 プレイヤーは主人公であるタクト・マイヤーズとなり、五人からなるエンジェル隊を率い、白き月に匿われていた最後の皇族を守り、反逆者エオニアを倒していくという物語です。
 ADVパートと、戦闘はSLGパートと分かれていて、全10章からなります。
 ADVパートとSLGパートは関わっている部分があり、実はエンジェル隊の駆る機体(紋章機)は、パイロットの精神状態(テンション)により性能に差が出てくるという設定。
 つまり、ADVパートでテンションを下げるとSLGパートでは苦戦を免れないということ。
 実際、ADVパートでメインヒロインの一人がテンションが下がるという部分があるのですが、そのときとその後のテンションがあがるシナリオとの格差がかなりあります。
 テンションが下がったときは攻撃すらあたらなかったのに、あがったときは敵駆逐艦、戦艦等を一撃で葬り去る。
 この差は何?って言うほど差が出ます。
 また、前半5章は主人公と各エンジェル隊との交流(というよりお互いの理解?)が中心の物語となっており、ここまでで好感度が良かった上位三名の中から、第6章以降のパートナーを選ぶということになっています。
 第6章以降はこのパートナーを中心に物語が展開していき、それぞれのEDまで話が続きます。

 ってよく考えたらこれって恋愛シュミレーションの部分があるわけですな。
 見事にメーカーの戦術にはまってしまったわしでした・・・

 それはともかく、ADVパートはそれほど難しくないですし、SLGも少しやったことがあるという人なら何とかなるでしょう。

 ADVパートは移動先の選択、人との会話では選択肢(ほとんど三択)を選ぶだけ。
 第一章ではメインヒロイン(だと思われる?)のミルフィーユ・桜葉とのコミュニケーションから始まりますが、最初から好感度がいいのかそれとも人見知りしない性格と言う設定なのか、ゲームの序盤としてはそれほど困らずに進められるうえに、どーやって操作すればいいかが自然と身につくようになっています。
 そのため、半分もしないうちにADVパートはスムーズに進めることが出来ると思います。

 SLGパートは、基本的にはエンジェル隊が勝手に敵を見つけて倒しにいってくれるので、あまり難しく考えなくていいようになってます。
 一部難しい戦闘がありますが、その場合も、深追いさせないように注意すること、補給を早めにすることで何とか対応出来ます。
 まあ全体的には、補給の指示だけ出せばあとは勝手に戦闘してくれるので、それほど難しくないと思います。
 一応、紋章機一機で複数の敵を相手に出来るだけの戦闘力があるので。
 特にテンションが高いときは「苦労?ピンチ?なにそれ?」って感じになりますし(^^;

 特に最後のほうはメインヒロインを中心に戦闘を行えば、ほとんど困ることは無いはずです。
 そういう意味では難易度が低いゲームでしょうか。
 あまり構えてやらずとも何とかなるゲームです。

こういう人にお薦め:
 いわゆるギャルゲー好き。

こういう人はやらないほうが・・・
 とにかくSLGがまったく駄目。
 とにかく人との付き合いが苦手。
 そもそもADV形式はやる前から放棄。

宣伝中止!的お薦め度:星3つ

参考までに:
 続編にギャラクシーエンジェル〜MOONLIT LOVERS〜、ギャラクシーエンジェル〜ETERNAL LOVERS〜があります。
 また、アニメもありますが、ゲームとは違うので、別物として考えるようにした方がいいでしょう。
 あと、マンガもあります。