簡単なホームページの作り方第八回目
「リスト(項目)」

 今回は「リスト」についてです。

リストとは?
 項目を付けて表示したい時があります。
 たとえば、「・」マークを付けていくつもの項目を表示したい時があります。
 その時に使うのが、この「リスト」タグです。
 もちろん、このタグを使用しないで「・」を使用してもいいのですが・・・
 たとえば、項目内容が長くて、画面の大きさの関係上、折り返しが起きたとします。
 そのとき、「・」の下は空白にしたいのに、うまく行かないという時があります。
 このリストタグを使えば、そういった問題も気にしないで済みます。

 リストはそんなに難しくありませんので以下は説明文になります。

まずはマーク付きのリスト
 マーク付きのリストを使用する場合は、「<LI>」タグを使用します。
 「<LI>」タグを使用すると時は、一緒に「<UL></UL>」タグを使用します。
 この「<UL></UL>」タグの中に、「<LI>」タグを入れて使用します。
 例えば、

<UL>
<LI>一項目目
<LI>二項目目
<LI>三項目目
<LI>四項目目。折り返しが起こるとどうなるかを知りたい人は、ブラウザのサイズを少し小さくしてみてください。おそらく、うまく空白が現れるはずです。
</UL>
とすれば、下のように表示されるはずです。

リストに番号を付ける
 リストに番号を付けるには、「<UL></UL>」タグの代わりに「<OL></OL>」タグを使用します。
 「<OL></OL>」タグに挟まれた「<LI>」タグは、項目の最初が「・」で表示されずに、数字で表示されるようになります。
 また、この時に「<LI TYPE=option>」と指定することによって、optionに対応して項目の先頭の数値を変えることが出来ます。
 オプションは、

A:先頭の数値が英大文字で表示される。
a:先頭の数値が英小文字で表示される。
I:先頭の数値が大文字のローマ数字で表示される。
i:先頭の数値が小文字のローマ数字で表示される。
1:先頭の数値が算用数字で表示される。
となっています。  また、基本的に番号は一番最初(つまり、「1」)から始まるようになっていますが、最初の番号を任意の番号にすることも出来ます。
 方法は二種類あります。
 一つは、「<OL START=num>」でnumに最初の番号を入れる方法、そしてもう一つは、「<LI VALUE=num>」でnumに最初の番号を入れる方法です。
 また、このほかに、「<OL>」タグには、「<LI>」タグの時に使った「TYPE」オプションを使用することも出来ます。
 一度試してみてください。

言葉の定義をリスト表示
 言葉と、その言葉の定義をリスト表示するためのタグがあります。
 「<DT>」には定義される言葉を、「<DD>」にはその言葉の定義を書き、「<DL></DL>」タグで挟みます。
 このタグを使用すると、「<DT>」で定義された言葉の後、改行・一文字余白をつけて、「<DD>」で定義された内容が表示されるようになります。
 また、Netscape Navigatorのみ、「<DL COMPACT>」とすることによって改行を行わないようにすることが出来ます。

 いかがでしょうか?
 リストに付いては、これで全てです。
 次回は「フォーム」です。


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