簡単なホームページの作り方第二回目
「必ず必要なタグ」

 前回、

<HTML>

<HEAD>
<TITLE>PageTitle</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
簡単なホームページです。
</BODY>

</HTML>
というのを作りました。
 でも、これだけでは何がなんだかわからないと思います。
 基本的に、ホームページでは、「HTML」という言語を使って、作成します。
 「HTML」は、マークアップ言語の一つ・・・といった事をやると、時間がかかりすぎるので、とりあえず、そういった事に興味がある人は、他のホームページのほうが詳しいので、そちらのほうをお願いいたします。

 結論から言うと、タグというものを使って、文字などを囲んでいくだけで出来ます。
 タグというのは、<HTML>などの、<>で囲まれたものをいいます。

 さて、ホームページで一つのファイルに必ず必要なタグというのが有ります。
 それが、<HTML></HTML>タグです。
 このタグは、<HTML></HTML>で囲まれたものが「HTML文書」である事を宣言するものだと思ってください。
 まあ、あまり深く考えなくても問題ありません。タグは、必ずこの<HTML></HTML>タグの中で使うようにしましょう。

 次に、<HTML></HTML>で囲まれた中に、<HEAD></HEAD>というタグが有ります。
 これも、絶対に必要なタグです。
 ここの中では、ホームページの情報を書きます。
 たとえば、誰が作ったか、有効期限はいつまでか・・・・などです。
 基本的には、ここに書いた事は何も表示されません。

 さて、次に、<HEAD></HEAD>のなかにある、<TITLE></TITLE>というタグなのですが・・・
 実は、このタグは、「必ず必要なタグ」ではありません。
 そのうちにやる事になる、「フレーム」のときには、使わない事があります。(「フレーム」については、そのときにやります)
 このタグの意味は、ブラウザで表示させたときにわかります。
 ブラウザで表示させたときの一番上のところを見ると・・・

TITLEタグの意味・・・?

 この画像のようになっているはずです。(この例は、IE3.02です)
 <TITLE></TITLE>で囲まれたところが、表示されるようになっています。
 この場合、「PageTitle」と書かれています。
 余談ですが、みなさん、ブラウザでブックマークをすると、ホームページ名が出てきますよね?
 その時出るホームページ名は、この<TITLE></TITLE>で指定されたものです。
 よく考えて、使いましょう。

 つぎに、<BODY></BODY>というタグが<HEAD></HEAD>タグの後にあります。
 このタグも、「必ず必要」というわけではないのですが・・・
 「フレーム」のときには使わない事があります。
 このタグの中に書いた文章などが、ブラウザに表示されるようになります。
 また、このタグでは、いろいろな設定が出来ます。
 ブラウザの後ろの背景の色、背景の画像、全体の文字の色、まだ行った事の無いリンク先の字の色、行った事があるリンク先の字の色、クリックしたばかりのリンク先の字の色・・・
 こういったものの設定が出来るようになっています。(それについては、次回以降です・・・)

 とりあえず、今回は、
 ・<HTML></HTML>というタグがある。
 ・その中でタグを使うようにする。
 ・<HEAD></HEAD>というタグを使う。
 ・<HEAD></HEAD>タグの中には、ホームページの情報を書く。
 ・<TITLE></TITLE>というタグも、<HEAD></HEAD>タグの中で使う。
 ・<TITLE></TITLE>タグの中身が、ブックマーク登録のときに表示される。
 ・<TITLE></TITLE>タグの中身が、ブラウザの一番上に表示される。
 ・<TITLE></TITLE>このタグは、「必ず必要なタグ」ではない。
 ・<BODY></BODY>タグの中に書かれたものが、ブラウザに表示される。
 ・<HEAD></HEAD>タグの後に、<BODY></BODY>を使う。
 ・<BODY></BODY>タグで、背景の色などの設定が出来る。
という事がわかってもらえればいいと思います。
 第三回目では、この<BODY></BODY>タグの設定と、文字の大きさ、色の変えかたを扱ってみようと思います。


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