ロードス島戦記～ロードスの聖騎士～という小説です。

前回のエントリ「Book(Novel) ロードス島戦記～王たちの聖戦～」の後の話です。



今回は、フレイム王国の騎士見習いであるスパークが主人公となり話が進んでいきます。
今までの主人公・パーンは「自由騎士」という別名で、伝説の戦士という立場で、スパークの憧れの戦士、という立場で出演します。
主人公であるスパークは、王城の宝物庫に盗賊が入ったその場所に居合わせ、盗賊の阻止に失敗します。

国王・カシューより、盗賊の追跡を命じられます。
追跡を行う直前、自由騎士であるパーンの前で、為すべき任務を忘れ放棄するような真似は二度としないという誓いを立てます。
パーンはそれを聞いて、スパークに助言を与えます。「与えられた任務だけをこなす男にはなるなよ」と。

パーンの真意がわからないスパークは戸惑いながらも、まずは任務を果たすべく追跡を開始します。
そして、その追跡で明かされる驚愕の真実。
スパークはパーンの言う真意を汲み取る事が出来るのか？

全５部構成、最後の第５部。
第５部目では少し視点が変わり、今までの主人公は憧れの存在として現れます。
上巻では、スパークの視点、下巻ではスパークとパーンの視点で、話が進んでいきます。

最後という事で、今までに現れたキャラクターそれぞれに一応の決着がつけられます。
果たして、ロードス島の呪いは晴れるのか？

ロードス島戦記～ロードスの聖騎士～（上）
ロードス島戦記～ロードスの聖騎士～（下）