PC Linux Samba+LDAP PDC&BDCサーバ構築(Debian Lenny 04)の続き。
最悪の事態発生・・・
IDE RAIDをITE8212のハードウェアRAIDからmdraidに変換する処理で、最後の最後でGRUB設定を忘れて起動しなくなる、というオチが待ってた。
起動イメージを作るのに、
# mkinitramfs -r /dev/md0 -o /mnt/raid/boot/initrd.img-2.6.26-2-amd64 2.6.26-2-amd64
でOKなのはいいとして、その後、GRUB設定をしなければならない。
# grub
grub > root (hd0,0)
grub > setup (hd0)
grub > root (hd1,0)
grub > setup (hd1)
grub > quit
これを忘れたために、起動しなくなり、再度設定しなおしをしていたのだが、誤ってファイルサーバ領域を壊してしまった・・・
それどころか起動も不可、などで、仕方なく、サーバ用パーツを買いに。
CPUとメモリは、実は小型マシンで検証に使ったのがあったので、これは購入しないでいい。
残りは、HDDとマザーのみ。
HDDは起動用に利用。
探していたGIGABYTEのGA-H55-USB3は、どこの店も取り寄せだというので諦め、MSIとASUSの二択となり、最終的に
断腸の思いでASUSとなった。
※:実は、ASUS製品だととても不運が多く、以来、どんなにシェアがあっても、買ってませんでした。今回はUSB3用インタフェースが無料という事で買いましたが、たぶん近いうちにまた買い換えるのではないかと。
今回買ったマザーは、P7H55-Vというやつで、LGA1156用、H55 Expressチップマザー。
既にCore i3を持ってるので、グラボの必要はなし。
さて、今回、壊れたといっても設定とイメージの問題だけなので、データ吸出しのために、IDEからSATAへデータを吸い出すことに。
とはいえ、単純にIDEとSATAでRAIDして同期するだけなんですが。
問題は、IDEが起動しないこと、DVD-ROMドライブがインストールCDなどでは認識しないこと。
たまたま、Atomのマシンがあったのでそれで(面倒だが)同期させることに。
なお、運よくこのマシンでならIDEは起動できたので、それほど難しい設定をせずに終了。
そのままSATAを新マザーに取り付けて起動は出来た。
ただし、やっぱファイルサーバ部分は全滅。
最後にバックアップ取れたのが1週間前なので、その状態に戻ることに・・・
地デジ録画が一週間分なくなったのが痛い。
とりあえず、再起動、起動用領域をRAID化、ファイルサーバ領域確保で20時間ぐらい。
夜よりバックアップからデータをリストアしようとしたが、もろもろの事情により断念。
本日朝より自動リストア中。
帰ったら終わってるよな・・・?
なお、今回の色々で、mkinitramfsが使うカーネルモジュール部分がおかしくなったようで、通常では起動しない。
これも早く直さないとな・・・
まあ、バックアップ取ってから作業したからいいが、それでも1週間分が抜けている。
もうちょっとバックアップ方法を考えないとね。
それで、mkinitramfsがダメだった件は、諦めてimageの再インストールを行った。
# aptitude reinstall linux-image-2.6.26-2-amd64
GRUBのメニューがhda1になってしまったので、これはmd0に修正した。
で、なんでもうhda無いのにhda1になるんだろ?
調べないと・・・