■山田祥平のRe:config.sys■ そんなパッケージコンテンツなら、私は見ない、私は買わない
リンク先は、XCPに対する問題のことから話が出ています。
で、私が書く内容は、「音楽に対する対価は、私はここに払いたい」という話。
なんでこんなのを書く気になったかというと、リンク先のこの部分、
そもそも、パッケージで商品としての音楽を購入するということは、いったい何に対する対価を支払うことになるのだろうか。音楽CDには使用許諾書など同梱されていないので、詳細は謎だが、ぼく自身は、その音楽を聴く権利を購入するものだと思っていた。だが、プロテクトされたCDによってその権利が曖昧なものになり、しかも、録音すれば追加の料金が必要になるというのでは、もはや、CDを購入することの意義が揺らいできてしまいそうだ。
というところが昔から自分が考えていたところと同じ系統だったから。
いや、こんなの書いたら批判も多いだろう事は重々承知の上で、「私はここに対してお金を払う」っていうお話をしたいと。
現在の著作権問題とはまた別の、個人的な感情的意見。
そんなわけで、「御馬鹿」な内容です。
で、私は一般的なCDを買うことなんて「ほとんど無い」人間ですが、それでもCDを買うことはあります。
買うのは、「お金払ってでもその歌を聴きたい」正確には「この歌ならお金を払っても残しておきたい」って言う事で。
んで、このCDに払ったお金の行き先が、製作者(作詞・作曲・編曲・歌手・演奏者)に届いてほしいと、それだけ。
このときの私の心境的に、「その音楽を聴く権利を取得した」という感じ。
ところが・・・CD-RやDVD-R等を購入すると、「指摘録音補償金制度」という名目でお金が取られている。
要するに「他のメディアに写すなら、金払え」と言う事らしい。
えーと・・・今の世の中、CDのまま聴くという限定的な使い方ってありますか?
私は、iAUDIO M3買ってから、CDのまま聴くというのはなくなりました。(原本のCDに万が一にも傷つくのもいやだし)
きちんとお金払ったのに、CDから写すという状況になったらまた金払えというなら、CDの購入やめたくなります。
それなら、iTMSなどで購入するだけにしますよ。
CDショップには二度と足を踏み入れることは無いでしょうね。
ミュージシャンや、コンポーザーやリリカリストなどと言った、
クリエイター以外の所に大きくお金が発生するわけで、
「CDを売る」は、「音楽(を聞く権利)を売る」
という行為ではないというとらえ方になるわけで。
「音楽」という「無形の商品」を取り扱うに際して
そう言う「音楽以外の部分」にさかれる人員というのも
また、無視出来ない存在ではあるんだけど、
なんというかねぇ。
ややこしいこと抜きにして、気持ちよく音楽を
多くの人に聞いてもらうという行為は
果てしなく険しい茨の道だなぁと
再確認したけ…匿名希望でした。w