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PC Linux Samba サーバ構築(Debian amd64インストール16) - 雑日記&ブログ

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2006-02-11

PC Linux Samba サーバ構築(Debian amd64インストール16)

とりあえず、IT8212のRAID構成で動作可能になったので、そのためにメモ。
ただし、自分の場合うまくいったというだけで、他の人達がうまくいく保証はありません。

やりたい事。
→GIGA-Byte社のマザーでP-ATA RAID(OS等ミラーリング)とS-ATA RAID(共有ファイル領域)とした、ファイルサーバの作成。
非公式リリースAmd64版Debian 3.1で作成する。
構成
CPU:Celeron D
M/B:GA-8I945G Pro
HDD:P-ATA Maxtor 6L080P0 * 2(RAID 1)
  S-ATA Maxtor 6V250F0 * 3(RAID 5)
Memory:512MB
補足:IDE1はICH7RによるIDE、ATA100まで対応。
IDE2,IDE3はITE社IT8212FチップによるATA/RAIDコントローラ(ハードウェアRAIDらしい?)でレベル0/1/0+1に対応。
S-ATAはICH7RによるS-ATAII対応チップで、RAIDも可能。0/1/5。

大まかな流れとして、
・標準のIDEでインストール
・ドライバ作成
・ドライバインストール
・mkinitrdでinitイメージ作成
・パラメタ関連修正
・RAID接続
・RAID作成
・起動
となります。

1.IDE1にHDDを一台接続して、インストール
まずはIDE一台にインストール。
以下のように構成。
hda1:基本PT:ext3:8.0GB:root(/)
hda2:基本PT:ext3:2.0GB:var(/var)
hda3:基本PT:ext3:2.0GB:temp(/temp)
hda5:拡張PT:swap:1.0GB:スワップ領域
hda5:拡張PT:LVM:67.0GB:拡張ボリューム
LVG00:67GB
LV00:20GB:home(/home)
ここではS-ATA、P-ATARAIDは認識しない。
また、M/B搭載のNICの認識もしない。
マシン名はdeb31とした。
再起動して、設定完了後、IT8212用モジュール作成のための処理を行う。

2.ドライバ作成
ドライバ作成のためにカーネルソースが必要になる。
apt-getでソースを取得。
# apt-get install kernel-package
# apt-get install kernel-source-2.6.8
# apt-get install kernel-headers-2.6.8-11-em64t-p4
# apt-get install kernel-patch-debian-2.6.8
# apt-get install libncurses5-deb

amd64-sargeはgcc 3.4でコンパイルされている模様。
gcc 3.4にするためには。
# apt-get install gcc
# apt-get install gcc-3.4
# apt-get remove gcc
# cd /usr/bin
# ln -s gcc-3.4 gcc
# ln -s gccbug-3.4 gccbug
# ln -s gcov-3.4 gcov
とやらないとだめかも。
一応、私はこれでうまくいきました。

# kernel-packageconfig
で設定。

# cd /usr/src
# tar xvfj kernel-source-2.6.8
# ln -s kernel-source-2.6.8 linux
# cd linux
# cp /boot/config-2.6.8-11-em64t-p4 .config
# make-kpkg clean
# make menuconfig
# make oldconfig
# make-kpkg --added-patches ''
30分ほど放置でオブジェクトファイルが出来上がる。
ITE社からドライバソースをDLしてきて、kernel-2.6用を利用。

# cd /usr/src/linux/drivers/scsi
# mv Makefile Makefile.org
# mount /dev/fd0
# cp /media/floppy0/ite* ./
# cp /media/floppy0/Makefile ./

MakefileのKERNEL_SRCを変更
変更前:KERNEL_SRC = /usr/src/linux-2.6.1
変更後:KERNEL_SRC = /usr/src/linux
# make
iteraid.koがあるか確認。
あればコンパイル終了。

3.ドライバインストール
iteraid.koが/usr/src/linux/drivers/scsiにあるか確認。
あれば、以下のコマンドでインストール。
# install -m 644 iteraid.ko /lib/modules/2.6.8-11-em64t-p4/drivers/scsi/
# depmod -a
# modprobe iteraid

これで、IT8212Fが認識するはずです。

4.mkinitrdでinitイメージ作成
起動時にIT8212が認識しないと、kernel panicとなりますので、IT8212が認識されたイメージを作成します。

# cd /etc/mkinitrd
modulesファイルの編集。
iteraid
を追加します。
initイメージを再作成。
# mkinitrd -o /boot/initrd.img-2.6.8-11-em64t-p4 /lib/modules/2.6.8-11-em64t-p4

これで、起動時にIT8212が読み込まれるかチェックしましょう。
# shutdown -r 0
起動時にIT8212が認識されているようなら、OKです。
起動後にログで改めて確認してください。

5.パラメタ関連修正
このまま接続を変えると、kernel panicになります。
理由は、今までの接続がIDEなのでhd~で認識しているのに対し、IT8212のドライバiteraidはSCSIとして認識し、sd~となるからです。
GRUBやLILOの変更とmount情報の変更が必要です。
今回はGRUBです。
GRUBの場合、menu.lstのrootオプションを変更します。
# cd /boot/grub
# vi menu.lst
root = /dev/hda1 → root = /dev/sda1

mount情報の変更を行う。
mount情報は、/etc/fstabに記入されている。
# cd /etc
# cp fstab fstab.org
# vi fstab
/dev/hda~を全て/dev/sda~に変更する。

これで修正するべきところは全て修正が終わっています。
電源を落として、接続を変更します。

# shutdown -h 0

6.RAID接続
IDE2,IDE3に接続します。
IDE2にインストール済みのHDD、IDE3に空のHDDを接続します。
また、両方ともMasterとしておきます。

7.RAID作成
ITEカードBIOSでCtrl+Gでメニューを起動します。
Create RAIDで作成を行います。
RAIDレベルをMirrorとし、二つのHDDを選択します。
このとき、「Erase Old data?」と聞いてきます。
Yとすると、パーティション情報を消されますので、Nを指定します。
また、ここで「Rebuildしますか?」と聞いてきますので、Rebuildしましょう。
Rebuildでは、ソースを「Pri/Mas」とします。
あとはYを押してRebuildです。
大体2時間かかります。
その間、読書でもして待ちましょう。

8.起動
Rebuildされたら、RAIDからBoot出来るように設定して、起動してみましょう。
問題なく起動できるはずです。
(私はうまくいきました。)
これで、次回以降はICH7Rによる認識ですね。
今のところ、kernelをアップグレードしないとうまくいかないようですので、またドライバ再作成がありそう。
なんにしても、まずはここまで。

参考URL:Debian初心者のA2Z -8-

なお、NIC認識、apt-get upgradeした後だと動かなかったのも確認。
気をつけよう。

追記:NICのこと。
GA-8I945G ProのNICはBroadcom社製のチップを利用しています。
M/B付属のCDからソースを取得して、コンパイルをして、インストールする事で一発で認識しました。
問題があるとすれば、tar.gzが二つあるのですが、sup_・・・というのはパッチです。
一応、パッチを当てたソースを元にコンパイルしたので、必ずパッチを当てたほうがいいでしょう。
起動時の認識は、
3.ドライバインストール
4.mkinitrdでinitイメージ作成
を参考にしてください。
/scsi/が/net/になることを間違えないでくださいね。
posted at 21:30:00 on 2006-02-11 by 宣伝中止! - Category: [PC]
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PC Linux Samba サーバ構築(Debian amd64インストール17): 前回の続き。 前回ので、IT8212のRAIDは可能となった。 ただし、ICH7Rが未だに認識しない。 Kernel情報を確認したところ、2.6.12以降じゃないと認識しない。 ドライバが無いため。 次期バージョンのetchが...
2006-02-25

コメント

sendenchuushi wrote:

やはりsargeでICH7Rは利用できない模様です。
カーネルを2.6.12以降にすれば可能なのですが・・・

次期リリース(テスト版:etch)はカーネルを2.6.12を利用するようなので、テスト版でインストールすることにします。

つまり、最終的にカーネルは2.6.12ということですね。
んー・・・FC使っててもよかったかな、これはw
2006-02-21 11:54:45

sendenchuushi wrote:

etchでこのとおりやったらDVD-ROMが読み込まない状況に。
詳しくは後日。
2006-02-24 10:10:41

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